乗馬は趣味として楽しんだり、乗馬用品でおしゃれを楽しんだりと人によって様々な楽しみどころがあります。その中でも馬とのコミュニケーションが楽しいという方は、特に数多くいらっしゃるのではないでしょうか。
馬は賢い動物
馬は哺乳類の中でも奇蹄目・馬科・馬属に属する草食動物です。家畜として人間と共に暮らしてきた歴史も長く、世界最古の乗馬用品としてウクライナの遺跡からおよそ4000年近く前に使われていたとされるハミが発掘されています。野生の馬は肉食動物から身を守るために群れで暮らす動物です。そのため、集団の中で社会性を持ち、仲間とのコミュニケーション能力に長けています。良く訓練された馬は初めて装着する乗馬用品でも嫌がらず暴れません。このことからもいかに馬が賢いかがわかるのではないでしょうか?
馬のコミュニケーション方法
馬のコミュニケーション方法や感情表現は体の様々な部位を使って行われます。例えば、耳を立てたり伏せたり横にしたりすることで、現在の感情や健康状態まで分かります。他にも表情や声で周囲への警告やいたわりを示すこともあります。また、前がきや尻尾で興奮状態やおびえていることを示すなど、とても豊かな自己表現が出来ます。
コミュニケーションに活かす
乗馬を楽しむ上で馬の感情を察したり、上手にコミュニケーションを取ることはとても大事です。例えば、馬は脚力に優れた動物です。馬具を装着させる中でも、特に蹄鉄を装着する際には細心の注意が必要になります。馬が落ち着いているのか、それとも興奮しているのかを良く観察することによって、馬が嫌がることなく安全に馬具を装着出来るようになります。
これから乗る馬を良く観察しコミュニケーションをとることで、楽しく安全に乗馬を楽しんでみませんか。